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入院中の思い出話  (久々の食事と人間観察)

 三日目の昼から、食事が出るようになった。点滴の針が一本外れ、食べ物のありがたみが身にしみる。点滴も一日三回に減った。同時に、栄養士の方との面談の予約を依頼されたので、二日後の面会時間前の午後一時で予約を取った。母も同伴せねばならないからだ。この頃には入院生活にも慣れ始め、朝六時起床後、採血が二日に一回、七時から食事、朝の看護師の検温と血圧測定と様子伺いのワンセット、主治医の朝の回診、十時頃ゴミ掃除、十二時昼食、二時から面会、昼の看護師のワンセット、夕方の主治医の回診、六時半夕飯、看護師のワンセット、九時消灯といった具合だった。その合間に時々、外を散歩(タバコ)する、といった具合。ちょくちょく病室や患者、看護師、スタッフさん、医者、見舞いの方などの観察をするようになってきた。本なども読んでいたが、環境観察や人間観察の方が面白かった。入院三日目だが、移った部屋は初日なので、観察していた。すると、一階の売店に行った帰りのエレベーターでおじいさんから話しかけられた。同部屋のタナさんだった。すぐに気が合って、仲良くなった。看護師さんの名前もできるだけ覚えるようにしたし、誰がどんな人で、ナースステーションという女性多数の世界も観察していた。三日目の夕刻、隣のベッドのカワさんに見舞いに来て、面会終了時間ぎりぎりまでいる女の人がいた。カワさんは声だけ聞くと若い。ただ、自分で用を足せないらしく、看護師さんに助けてもらっていた。同部屋では、この二人をまず覚えた。私とカワさんと後に知るスエさん三人以外はタナさん含めてじさまだった。一生懸命観察していたが、逆に、私も観察されていることに、私はまだ気が付いていない。消灯時間以降はblogのことしか頭に無かったのだ。スマホで打つのは異常に面倒なことが、ユウウツだった。十二時過ぎに更新し、爆睡するはずだった。やっと静寂を手に入れたのだから。

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