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処世術

 世の大概の家庭では、子供の自慢をするものらしい。しかし、適当に流すのが一番いい方法である。私の母は、ある時、かつての私の友達に、どこの高校に行ったのか聞いて、彼にみじめな思いをさせてしまった事から、聞くことはしなくなったそうだ。元々、自分からいう人では無いのだ。しかし、その一件以降、反省したらしい。言いたそうな人のことは、黙って聴いていたそうだ。時には、いきなり、息子が宅浪で早稲田に入った事への周囲からの嫌みの数々を聴かされたりもしたそうだ。訳の解らないおばちゃんにである。こうなると、もう、迷惑だ。私にも対処の仕様が無い。ただただ、「ああそうですか」と頷くしかない。そもそも、日本の大学というものは、入ってみても努力しなければ価値がない。私の通っていた大学でも、半数以上が入学式と共に、頭打ちになった。試験前にはクラスのみんなでお勉強している姿が不思議でならなかった。正直、大学時代は遊びもしたが、決められたことをきちんとこなさなければならない時でもあった。専門に入ってからはこの傾向が強くなる。こんな環境の中でも究極の遊び人というのはいて、答案を写させろという輩もいた。遊び人仲間なので、黙って写させてやったが、その科目は、全て『B』だった。今でも思うが、そういう連中は、大学で何を学んだのか解っていないと思う。私だって、短期間でこなしたのだ・・・まあいい。とうに過ぎ去りし、赤方偏位した過去の光のかけらだ。その物体は今やもう無い。学歴で人生が決まるのなら、人生は余りに易しい。

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