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新冠のユース  馬好きの極楽

 こうも暑いと衣替えである。気象情報を見てみると東北・北海道も暑そうだ。そこで私が思うのは、熱さ慣れしていない方々は大変だろうな、と同時に、夏の北海道まで暑かったらお馬ちゃんたちも大変だろうな、の二点。馬産地と言えば、苫小牧から襟裳岬に向かう牧場ロードだ。その中に、新冠(にいかっぷ)という町がある。以前、北海道を旅したときに、新冠のユースにお世話になった。土地柄からか、さすがにサラブレッド一色という様なユースである。入ってチェックインを済ませ、正面の壁を観ると著名馬のゼッケンが貼られている。ユースの方に、本物ですか?と聞いたら、さすがにそれはなかった。部屋に行き、荷物を置き、ベッドを整えると、談話室みたいな所に赴く。競馬関係の雑誌や漫画、ビデオの多さに驚いた。ユースで揃えたのかと思いきや、全国の競馬ファンが置いてゆくとのこと。その日の宿泊客は三名だが、私が一番乗りしてしまった様子。煙草を吸いに表に出ると、灰皿も蹄鉄と木で作られており、その徹底ぶりに嬉しくなった。しばらく懐かしい馬のビデオを観ていたら、若いオーナーさんと喋る時間があり、相当、詳しい方だと解った。ユースではよくある事だが、希望者だけで夜に座談会があるという。しかも、馬に関しての。これは貴重な情報を得るチャンスだと思っていたら、夕食の時間を教えて下さったので、余計なことに、「・・・馬ですか?」と聞くと、ファンが多いこともあり、「さすがにそれは出来ません。鹿肉のシチューですよ」と教えて下さった。ユースは早めに風呂に入るべしと思い、洗面具を持って、風呂に入り、寝巻き代わりの甚兵衛に着替え、談話室に戻ると、京都から来たという女の子と、多分関東から来た二十代後半ぐらいの若い男がいたので挨拶した。聞いてもいないのに、なぜ、二人の歳が解るかというと、好きな馬の名前を聞いて、年代が解ってしまうというからくりである。

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