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あれ、俺の場所が・・・

 予告通りに朝四時起きで、七時前には弁当を持って花見に出発。一時間もしないうちに森林公園に到着。何処にゴザを敷こうか迷う余地も無く、丘の上は立ち入り禁止。毎年、私がキープしていた場所には行けない。後で聞いた話によると、桜の木の寿命が近付いて、倒壊する危険があるとのこと。桜の木の寿命については、今年、よく聞く話だ。一辺に植えたから一辺に駄目になるものでは無いだろうと思いつつ、ゴザに寝る。太陽が眩しい。快晴だ。それにしても、幾重にも連なる桜越しに観る空は、何であんなに青いのだろうと疑問を抱く。そういえば、一昨日は人身事故など三つのトラブルを抱え、東京に出るのに三時間半もかかったそうな。行きの駅のプラットフォームで座り込み、駅員に説得されているあんちゃんがいた。甘えているのだ。人はみな、際限の無い悩みと同胞している・・・早朝は桜の写真を撮っている方が多かったが、次第に花見客や親子連れが増えた。服装に迷ったが、厚着はしていかなかった。南の風強し。しかし、それ以上に太陽が眩しい。いつもと変わらない光景なのに、安部公房の『砂の女』の空しさを思い出す。人の営みの虚しさについて感じ入る。三時間ほどでゴザをたたみ、家路へ。気分転換にはなったが、なぜか浮かない。最寄り駅からのタクシーを降りると、「こんにちは!」と声を掛けられる。幼い女の子三人から。「こんにちは。どうしたの?」と問うと、三人のうちの一人が御近所さんだった。何でも春休みらしい。そういえば、塾講師をしていた時に、小学生もみたなと思い出す。三人で遊んでいたが、仲が良いのか悪いのか適当なのかも判らない。学校の話などを聞き、10分位の手短な会話。ただ、その子達は、落ち込んでいた私のハートを温めてくれた。あと、四、五年で悪ガキになることが解っていてもだ。四月からは四年生になるらしい。誰かが、人は幼年期を過ごすために産まれてくると言った。屈託の無いあどけなさに癒やされた。別れて家に入ると、愛犬がなつく。母に、「ただいま」と言って空の弁当箱を渡した所で眠くなり就寝。三時間ほどで目覚め、次の行動へ・・・と思ったら、首の右側を寝違えて、異常に痛い。桜は満開では無く、八分咲きだった旨を告げた。

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