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九九と係り結びと

 算数の九九を覚えたのは小学校一年の時である。それからというもの、いつも当たり前のように使っていたが、先日、八の段を暗唱していたら、8×6(ハチロク)・・・何だっけ?という事態を生じ、自分でも驚愕。語呂で覚えているようなものなので、それを忘れてしまったのだろうと認識。ハチロクといったら、懐かしい車だなあ、などと連想してしまった。駄目だ。記憶力には自信があったが、脆くも崩れ去った。その一方で、高校の古典で習った語呂合わせなどは使いもしないのに記憶に残っている。係り結びとは古典特有の文法で、『ぞ、なむ、な、や、か、こそ』と来ると、結び(語尾)が已然形になるという法則である。九九と異なり、こちらの方は頭に残っている。私の頭の中に残っている係り結びの一番いい例は、菅原道真の左遷の歌である、『東風吹かば 匂い起こせよ 梅の花 あるじ無くとて 春な忘れそ』であるが、『春な忘れそ』の部分が係り結びになっている。現代では、『春を忘るな』と表現する方も多いが、これだと何だか歌の気品に欠けると思うのが私の姿勢である。どうでもいいような風に受け留められがちな事だが、そういうこだわりも言葉を扱う上では案外大切なことだと考えている・・・さて、それよりも問題なのは九九だ。九九は81全てを覚えていた方がいいに決まっているが、逃げ道がある。8×6が出てこなかったら、6×8とひっくり返せば大方、答が出てくるのだ。しかし、これはやってはいけない禁じ手でもある。頭を柔らかくするトレーニングをしなければならない。数学とは関係ないが、父の生前は、新聞の囲碁将棋欄を頭の中で並べたり、三手詰めの詰め将棋をやったりしていたが、これが結構、頭を使うのだ。しかし、相手がいないのに、訓練するのは空しいものだ。何か自分で見付けなければならない。どうしようか・・・

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