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謎の胃痛  (胃カメラ編)

 麻酔薬はキシロカインというスプレー式のものを喉に吹きかけられ、それをゴクリと飲めという(故父が舌がんの放射線治療の後、歯がボロボロになり、キシロカインを口の中にまいてから、食事を採っていた。ちなみに、余り効かない)。痛みは覚悟した。次に、寝かされ、楽な姿勢の指示とマウスピース。もう、まな板の上の鯉状態だった。胃カメラが入ってくる。喉の辺りで二、三度むせたが、後は大したことは無かった。胃カメラのチューブを観察すると、50cm以上入っているのが判る。時々、シャッターを切る音がする。結構な枚数を撮るんだなあ、と思いつつ、看護師さん達に励まされる。十分ぐらい経った頃であろうか、胃、十二指腸、食道の検査が終わり、一段落。何も吐かないままに、終わり、私はケロッとしていた。看護師さん達が、ゆっくりでいいから、と言う中、診察台からひょっこり起き上がり、サンダルの紐を結ぶ。私が画像を見るのは一週間後になるのだが、胃カメラ室を出ると、先生がモニターを見た感想を述べてくれた。胃も食道も問題なし。強いて言うなら、十二指腸の辺りが、少し炎症気味。つまり、私の胃痛の原因は、胃カメラを飲んでも解らなかったことになる。最悪のケースではなかっただけに、その事に感謝。それから、私の検査に立ち会って下さった先生に感動。一週間後に来なさいということで、私はその日から一週間、アルコールは一滴も飲まなかった。食事も、おかゆとかうどんとかパンやバナナで済ませていた。胃カメラよりも、その方が窮屈だった。幸い、あれだけひどかった胃の痛みも二日後には取れ、様子を見ながら食事も徐々に元に戻していった。一週間後に通院した時には、いつもの自分だった。血液検査をし、数値が全て良くなっている事を知った時には、嬉しかった。胃カメラの映像もその時初めて観た。先生が、三十日分薬を処方して下さると言った時、私は、常備薬としては飲みたくはない、という旨を伝えた。先生も考えて下さり、半分飲んで何ともなかったら、そこで打ち止めてよい。また、痛くなったら、いつでも来なさい。とおっしゃってくれた。私は頭を下げた。すると、「血液検査の結果、甲状腺の数値だけが引っかかっているんだよね。念のため、推薦状書くから、調べてもらいなさい」と言われ、私が首の辺りを指さしたら、「そう。あくまでも念のため」とおっしゃるので、仕方なく、「解りました」と返事。甲状腺を指摘されたのは初めてだったが、年明けに予約を入れた・・・今回の件、あれだけ熱心に観てくれた先生には頭が下がる。私より年下ぐらいの男勝りの女医さんだったが、独身と観ている。先生に素敵な出逢いがありますよう心より願っている。

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