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竹馬の友  その3

 果たして、無意識を支配するとはどういうことなのか?難しいことだが、二人の間ではわかり合えるのである。共に苦労をしてきたから・・・彼曰く、「最初は夢の中で灰皿一杯に煙草を吸っちまう夢を観てたんだ。でもな、ある時から、寝ながらでも、自分自身に、これは夢だから大丈夫ってコントロールできるようになったんだ」と明かしてくれた。相槌を打つように、「解る。俺の場合、悪夢だったら目を覚まして理性でコントロールするんだけれど、いい夢だったら、起きても、もう一度、続きが観られますようにって寝たら、続きが観られる様になった」と話した。医学的・生理学的に証明されているのかは知らないが、二人とも、意識で無意識をコントロールしていることに変わりは無い。付け足しに、「そういう状況になったら、意識的にブレイクスルーを起こす事も可能なんだよな」と話した。彼はニヤリと微笑んだだけだったが、充分に意思の疎通は図れていた。結局、物事の奥義というものは、シンプルに出来ているということなのだ。そこまでで、ジョッキ二杯は飲んでいた。「久し振りに酔っ払ったぞ」と言いながら、クエン酸濃いめのハイボールを頼む。おいしかったので、彼にも味見してもらい、ハイボールの世界と鍋の世界が拡がりだした。次に彼が言ったことは、とてつもなく意外なことだった。

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