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竹馬の友  その1

 その日、私は電車に揺られていた。大学時代からの竹馬の友に会うために。手ぶらだったが、待ち合わせの店の地図はプリントアウトして電車の中で道順をイメージトレーニング。しかし、それにしても東京の地下鉄は訳が解らない。ビジネスマンみたいな方に、道を尋ねた。親切に教えて頂き、迷いながらも、待ち合わせの一時間前には店の位置をチェック。17:00に行ったのだが、まだ店は開いていなかった。仕方が無いので、階段に座り、終電の情報と過去に彼に書いたメールを読んでいた。自殺未遂の時に、彼にだけ、急いでメールを送ったのだ。今にして思えば、とんだ人騒がせな事だったと自覚。しかし、会う際には、詫びを入れてから、後は明るく行こうと決めていた。18:00待ち合わせだったが、彼は時間より早く来てくれた。先日のゴルフ以来、五十日ぶり位の再会だったが、お互い笑顔だった。彼とは、阿吽の呼吸で話が出来る。メールの件を詫びた所、「なにやってんだ」で終わり。互いに解り合いきっているから、それで話は終わり。何となく、そういう事が解るような年頃にもなってしまった感じだった・・・さて、問題は、初めて食べる火鍋という四川料理の食べ方にもあった。赤いタレと白いタレが鍋の中で太極図の様に別れている。「これ、どうやって食うんだ?」と質問したら、彼が手本を見せてくれて、しゃぶしゃぶのように食べるものだと知った。食べてみると非常に美味。同時に入っている香辛料についても考えたが、それだけは解らなかった。そんな時に、私が禁煙に向けた節煙中である事から話が始まりだした。その日は、煙草も持っていかずに、本当に手ぶらだったのである。

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