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墓参りと過去帳事件  その2

 手を合わせ、『南無阿弥陀仏』を何度か唱え、続いて般若心経。そしてまた、『南無阿弥陀仏』で礼。明らかに矛盾している。本来、浄土真宗は、般若心経を唱えないのだ。しかし、そこは何でもありの浄土真宗。別に構いはしない。手短で便利なものをくっつけただけだ。この辺は、自己満足もあるのかも知れない。読経を終えると親父の好きだったビールを墓の前の地べたにまき、一言二言、墓に話しかけて墓参り終了。毎月来る代わりに、いつも、こんな墓参りでいいのか?と思いながら帰る。寺の桶などを洗い、元に戻して車に戻ると、なにやら喪服を着た人が多い。駐まっている車も多い。何かの法要でもあるのだろうと思いながら、寺を去り、仏壇屋へと向かう。車庫が狭い記憶があったので少しユウウツ。死んだ親族の命日を記録しておく過去帳を買わねばならないのだ。向かう途中、助手席の母に、「そういえば、墓の横のお袋の名前、赤い塗料がはげかかっていたぞ・・・今度、赤いマジックでも持ってくるか」と話しかけると、「あのお墓買ってから十五年になるからねえ」と素っ気ない返事。「長生きはした方がいいぞ」と言っている間に、仏具屋へ着く。母を先に降ろし、二度の切り返しで無事駐車。車で待っているつもりだったが、好奇心から、車を降り、仏具屋に入ることにした。私は、仏像や仏具を観るのが好きなのだ。何気なく入って行くと、店員と母が何か話している。何だ?と思って近寄ると、母が振り返り、よく来てくれた、という眼をしていた。

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