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ある木の夢

 私は中・高生の頃、絵を描くのが好きだった。特に風景画が。尤も、授業でやる範囲無いだけだったが。水彩も油彩もやった。ついでに言えば、何人かでの体育祭のマスコット造りの際にはペンキ画もやった。どれも面白かったが、晴れた日に、のんびりと風景の雰囲気を飲み込みながら描くのがこの上なく好きだったのである。だから、雨が降って、先生から、美術室内で風景画を描けと言われても無理な相談なのであったから、そんな時には絵筆を持たずに友人と喋っていた。これは、私が風景画を描く時の流儀なのだから仕方が無い。それから何年か経った頃、木の幹を油彩で描いている夢を観た。何でだか、木の幹一つ描くのに、白く塗ったり、緑に塗ったりと、いろんな色を塗り重ねて、最終的に、現在の色に塗っているのだ。インパクトの強い夢だったので、しばらく考えていたのだが、一つの結論に達した。それは、その木がこうなるまでの様々な積み重ねを重ね塗りしていたのだな、と思った。思い当たったフシは、自画像を描いた時に、私は自分の目ん玉を、最初に赤く塗ってから、黒く塗った事がある。まだ若かったのだ・・・思うに、実際の人間の顔というのも、様々なものの積み重ねなのではないだろうか?そう考えると、少なくとも自分の顔には責任を持ちたい。シワが増えたり白髪になるのは仕方が無いが、いい歳の取り方をしたいものである。

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