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飲む打つ買うについて

 棋士の故芹沢博文九段が九歳の時に、戦前、無敵将軍と言われた木村義雄永世名人と駒落ちで対局し、勝った話がある。メディアはこぞって、『沼津に天才少年現る』と書き立てたそうだ。それから芹沢九段は木村永世名人の鞄持ちをして、自身も名人を目指したそうだ。ある時、「どうやったら将棋が強くなるのでしょうか?」と尋ねたら、「バカだな、お前。飲む、打つ、買う、が好きならば、九段にはなれる」との返答。故芹沢九段は後に、「飲む、打つ、買う、をやっていたら、必然的に金が持たない。だから本業に精を出す。やっぱり名人は嘘をつかない」とおっしゃっていたそうだ(直木賞作家、色川武大(阿佐田哲也)『男の花道』より)。昔ならば、『買う』は女を囲ったり、女郎と寝たり、ということなのだろうが、現在では、異性の視線を意識すること、だと私は考えている。そういう意味で、『飲む、打つ、買う』は今でも男にとって欠かせない事なのだ。なぜならば、私の言う『買う』では、ナンパをする能力や相手の女性の本性を観るという大切な要素がある。『打つ』では、人間社会がどれだけ醜いものかを知る。そうして、お金のかげんを知るのだ。重要な失敗をしないために。『飲む』というのは、お酒と煙草。これにも意味がある。こんな社会だから、人と上手くやっていくために飲む。男というものは、本来、危険に憧れる存在だから、煙草を吸う・・・以上が私が考える、現代式の『飲む、打つ、買う』である。何も考えずにやっている奴の方が多すぎる。ちなみに、男の我が儘かも知れないが、女性にはお勧めしない。

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