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たたかう

 数日前、中高時代の小さな(四人)集まりがあることを知った。友達経由でである。行く気がしないので、勝手にやっていろ、位にしか考えてはいない。はっきり言って、どうでもいいのだ。知らせてくれた友人は、(少し解る奴なら)君の全身に悩みが溢れていると解る、と教えてくれた。その通りだ。今まで、物心が付いてから、悩まなかったことなど無い。そのために、内科では胃薬に使うという、精神安定剤を飲んできた。意識自体は何も変わらない。信用できる人間には、話しても来た。たたかうためにだ。そのために人生から捨て切ったことも多い。しかし、哀しいことに、一部には、全然理解しようとしない人もいる。そういう輩は、鬼の首でも取ったかの様に、「実はアイツのこと知ってる?」から始めて言いふらす。私は、彼のことを友達だと思っていたが、単なる、知り合いに過ぎない。そんな奴など、まさに私が『たたかう』べき相手だからだ・・・村上春樹の『ノルウェイの森』は古本で読んだが、主人公の彼女は死ぬ。その施設の中で、先輩のギターを弾く女がこう言っていた。「頭のいい人ほど、ああいう病気になりやすいのよ」と。当時の孤独な私にとっては、癒やしだった。その正反対にあるのが、ドストエフスキーの『白痴』だ。私には、どちらが幸せなのか解らない。いずれにせよ、どんな人にでも、最低限のプライドがあるということだ。それが汚された以上、『たたかう』しかないのである・・・空しい限りだ。

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