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殺し文句

 ・三島氏が三輪氏に対して、「お前には、たった一つだけ、欠点がある。それは、俺に惚れないことだ」

 ・三輪氏が何処かの講演の際、女子学生相手に、「美しい日本語を喋りなさい。学ぼうと思えば、いくらでも、いい日本語を書いた本はあります。例えば、堀口大學さんの訳した詩集など・・・」と、ここまで読んで、その本をゴミ箱に放り投げた。私は、この、大學さんの詩集のために金をドブに捨てた様な者である。フランス語が少々お達者だったのかも知れないが、大學さんの訳では、『詩』に為っていないのだ。まだ、ヴェルレーヌなら、明治時代の『海潮音』、ランボーならば小林秀雄訳の方が、詩として伝わって来る。大學に全く才能が無いのは明らかである・・・本来、教科書が間違っている、などということは、どうでもいいのだ。私は、ヴェルレーヌがランボーの手を狙撃した一夜の惨劇に、心打たれる。

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