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69年以降、ここには、そういうお酒はないのです

 日本が無条件降伏した国だと認めていない人が多い。その上で、米国の文化を考えてみたい。はっきり言って不思議な国だ。未だに、自国の文化を否定する映画監督などが存在する。でも、社会的に容認されている。そこを言ったら、EAGLESは外せない。つまり、アメリカ史を語る上で、欠かせないのだ。私は、ホテカルのBeastが友人の車で流れていた時、「これは何の象徴なんだ?」と質問した。彼は、『いい所を付いてくるな』という顔で、「それは、一言では言えない・・・昔のアメリカはよかったね」というニュアンスだけ教えてくれた。Feastの中でBeastを刺しまくる。それも上流階級の戯言の中で・・・現実を生きている主人公は戸惑う。逃げだそうにも、そこからは逃げようが無いという設定だ。私はホテカルの本当の意味を解するのに十年かかった。1973年に産まれた私には、60年代のアメリカなど想像出来なかったのだ。それは、アメリカのバブルであり、音楽ではBEATLS、政治ではJFK 、文明ではアポロの月面着陸、Woodstookでのジミヘンのライヴを物語っていたのは、後から気付いたことだ。EAGLSのホテカルのアルバムの最後の曲である『The Last Resort』も見逃せない。アメリカの侵略史を物語っている。最後の『結局、そこも駄目にしまうのにね・・・』という友人の訳には恐れ入った。日本人では分からない感覚だ。しかし、THE EAGLSといえば、結論的な『LEARN TO BE STILL』や、紹介された、『DESPERADO』などが忘れられない。・・・私は、一度紹介された曲は自分が納得いくまで訳す。そこで、私が得意としていたはずの英文和訳の実力が歴然と現れるのだ。彼も私の境遇を知ってか、私の部屋に来た時、『DESPERADO』がいいんだよな。と言ってくれた。私は和訳に取り組んだが、詩ほど訳しにくいものは無いのである。彼の訳である、『ダイヤのクイーンは引いちゃあ行けないよ、お前を打ち負かそうとするからな。勝負するならハートのクイーンだろ』という訳には、限界を感じた。彼は付き合う女を半年間観察していたそうだが、私は三年間?いや、十年間だった。だから、行きそびれたのだ。

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