« 摂酒量報告委員会 | トップページ | 俺の胃よ、どうしたんだ? »

爆発型とコツコツ型

 先日、中高時代の母校の大学進学実績が送られてきた。全体的にレベルアップしているようだが、気になったのは、合格者の現役比率が増したのと医学部が増えたことである。医学部が増えたのは医者の息子が増えたのだろうかと推測する。現役比率については、不景気のせいか、もしくは真面目な生徒が増えたからであろう。仮に後者だとすれば、校風が我々の頃よりも変わった事になる。我々の頃は、(男子校だからかも知れないが)浪人するのも当たり前のようだった。それくらい大らかだった。むしろ、浪人するような奴と遊んでいる方が楽しかった。私の場合、現役の時には、理系なのに理科が終わらず、受けた大学全て落ちた。模試だけは受ける事にして宅浪をしたが、夏休みまでは勉強する気になれなかった。夜、親父と碁を打ち、朝は新聞の囲碁・将棋欄を頭の中で並べるのを日課としていた。だが、七月中旬、朝食を食べながら、朝のニュースを見ていて、自分がカヤの外にいる気分になった。妙な焦りを感じ、気が付いたら自転車で海を見渡せる所に向かっていた。考えるのに飽きた頃、開き直った私は、翌日から二日かけて計画表を作り、食事などの時間を除いて、机にかじりついた(日曜日は除く)。12時間勉強する代わりに12時間寝ていた。それを三ヶ月続けた後に、第一志望の大学の模試を受け、厳しく自己採点したら、結構出来た。ここで遊んでしまうから、私はバカである。コツコツやるのが駄目なのだ。一ヶ月後の模試では調整をミスり、試験中に寝てしまった。自己採点の結果、『志望校を再考せよ』が来ると解った。しかし、もう、十二月である。これで目が覚めたが、後悔している暇はない。完全に昼型のリズムを作る事と風邪を引かぬように注意しながら、時計を置いて、何校かの大学の赤本を実践形式で解いて、解答を熟読した。途中、センター試験があったがセンター向けの勉強はしていなかった。何とかラストスパートをかけて、第一志望の大学に滑り込んだのが実情である。しかし、コツコツやれないのが私の駄目な所で、語学と実験以外は出なかった。留年こそしなかったものの、専門まで授業に出なかった。だから、バイトの面接の時に出す履歴書の特技の欄には、いつも、『一夜漬け』と書いていた。面接官によく笑われたものだ。

|

« 摂酒量報告委員会 | トップページ | 俺の胃よ、どうしたんだ? »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/59750676

この記事へのトラックバック一覧です: 爆発型とコツコツ型:

« 摂酒量報告委員会 | トップページ | 俺の胃よ、どうしたんだ? »