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ウグイス鳴きの廊下を歩いて

 奈良から京都に行った際、途中の宇治で、宇治金時を食べようと寄った店があった。宇治茶の飲み方を教わった私は、そこで、茶器ごと買った。地元の常連さんに可愛がってもらい、バナナを頂いた。私は話を聞いた後に、場を盛り上げて、京都の二条城に向かっているのですが、近くに駐車場とかありますか?と聞いた。すると、東側にたくさんあるという情報を得た。昼過ぎ頃、二条城に着き、車を停めて、場内を探索した後、あの、ウグイス鳴きの廊下をl歩いて、徳川十五代将軍、徳川慶喜が大政奉還した間を観た。大政奉還のアイディアは坂本龍馬による。しかし、あの当時、いわゆる『武士道』が基本だった時代に、何故、慶喜が大政奉還をしたのだろうかと、悩んだ。裏庭を散歩しているうちに、いろんな説が浮かんだ。そうしているうちに、売店に着いた。私はお茶を買って、「すいませんけど、A4のコピー用紙三枚といらないボールペンを貸して頂けませんか?」と頼んだ。それから三時間私は妄想しながら、必死に大政奉還の時の慶喜公の根性について書いていった。三時間は集中していたと思う。紙が足りなくなり、おばちゃんの所に行くと、「紙でおますか?」と言われ、もう三枚くれた。礼を言って、まとめ上げると、それはかけがえのない私の宝物となった。帰る際、おばちゃんに、ボールペンを返そうとすると、「あんたさんみたいな人、学生さんでも観たことありまへん。そのボールペンならもっておかえりやす」と言われ、「ありがとうございます」と礼を言い、去って行った。そのおばはんの事も気になるのだが、司馬先生の書かれた、『最後の将軍』を読んでも未だに合点が行かぬ。『竜馬が行く』を読んでも合点が行かぬ。私の勉強不足かもしれないが、真実は藪の中である。

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