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あの卓何かに取り憑かれているんじゃあねえのか? その1

 大学二年の時のクラスは、機械工学科という事もあり、男ばかりだった。それはそれで、いろんなジャンルの友達ができた。今回は、その中でも麻雀友達の話を書く。月に一度ぐらいは学生街の雀荘で徹マンを打っていたのだが、一度、凄い夜があった。私以外の面子は、皆、一年の時に同じクラスだったようだが、大学デビュー。一方、私は、小学校の五年生の時に父に仕込まれた。ただ、私はあまり麻雀が好きではないため、付き合い程度にしか打ってこなかったので、それ程強くはない。勝ち越してはいるが・・・その晩は、一番ヘボな『短気』君が、いきなり、親でダブル役満を上がった。みんな唖然として、私もかなりヘコんだ。『肉のみ』君と『チビ眼鏡』君は、『短気』をカモにしようとしていたので誤算だった様子。こういう時は、ミスを待つか、押し切られるかのどちらかである。私は『短気』が初心者なので、転機を待った。日付を過ぎた頃、『短気』にいい手が来ているのに、上がれない状態が続いた。一番やり込んでいる『肉のみ』が仕掛けたが、空振り。数局後、私に目の覚める配牌が入った。結果、大三元を上がる事が出来、一安心していると、なんと、次の半荘で、『チビ眼鏡』も大三元を上がった。一晩に役満が三回も出る事など、まずない。他の卓から、「あの卓、何かに取り憑かれているんじゃあねえのか」という声が聞こえた。これで焦ったのは、一人だけ大きくヘコんでいる『肉のみ』である。彼は非常手段に出た。 (つづく)

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