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しらせ

 人類で南極点に一番乗りしたのは、ノルウェー隊のアムンゼンであった。この部隊は無事に生還したが、争っていたイギリス隊のスコットは南極点に着いたものの、帰路、全滅した。日本でも白瀬矗(しらせのぶ)隊が、他の部隊に、あんな船で来たのか、と驚くほど、小さな船でやって来た。外国人達は驚いたそうだ。白瀬隊長は南極点まで到達しなかったが、行ききった所を大和雪原と名付けた。当時の南極では、隊長の判断が狂うと、命を落とす時代であった。薄氷船の『しらせ』とは白瀬矗から取った名前だ。友人によると、前進と後進を続けながら、氷をガンガン割って進んだそうである。そもそも南極観測船というのはいろんなメーカーが力を合わせて、国の威信にかけて造られた。第一次の時には、艦長と観測隊隊長がもめた挙げ句に、昭和基地での越冬が決まったそうだ。観測隊の隊長の名前は忘れてしまったがNHKのプロジェクトXの本で読んだ。京都出身。貿易商の出。若い頃、京都の街中を、アルバート・アインシュタインを案内したそうだ。言葉は英語。アインシュタインは、寺の鐘を観て、何であれはああいう文様になっているのか?と聞いたそうだ。難しい質問である。私だったら銅鐸の話と仏教の話を絡める。シルクロードの話も絡めるかも知れない。そんなアインシュタインから後に第一次南極越冬隊の隊長になる方は貴重な言葉を頂いたそうだ。それは、「何事にも好奇心を持ちなさい」という一言だったが、この青年は大志を抱いた・・・今では日本の南極の基地は二カ所ある。友人が帰ってきたら、堺雅人やきたろうが出ている、映画の『南極料理人』でも勧めるつもりだ。

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