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ゴーストタウン

 私は、この町が好きである。幼い頃から過ごし、毎日、野球をやっていた。しかし、あれから三十年。若者は去り、都会へと出て行った。私の家はバス通りから一本離れた所にある。確かにやかましい。だから私は、夜の静寂の時間に逃げ込む。そうして、物を書く。自分の支配した様な時間を・・・と思うと、族か何か知らないが、イキのいいヤンキーのバイクがエンジンを吹かしながら通って行く。『20Km/hで俺を捕まえるくらいなら、アイツ捕まえろよ』と内心で思う。それぐらい集中力をかき乱される。もっとひどいのは、救急車である。前にも書いたかも知れないが、一日に三回は出動している。米軍機や自衛隊の飛行機の音もやかましい。やつらは、低空飛行しているだけに、家ごと響く。ある時、なぜ、私達の国なのに、米軍機が家の上を飛ぶのか疑問に思ったことがある。結論は、敗戦国だから、無条件降伏したから、で終わりである・・・ところで、一日に三回は救急車が通るのにはもう慣れた。しかし、こないだ七回か八回鳴った時には驚いた。私の家の隣近所には子供もいる。毎日、サッカーボールを蹴っている様だ。時々、家の車のボンネットに当てる音がするのだが、私もガキの頃、そうだったので何も言わない。しかし、この町は、じさま、ばさまばかりになっている。学校のクラスの生徒も激減した。かわいそうだ。このままでは、本当にゴーストタウンになってしまう。そうなる前に、何かいい手立てはないものだろうか。

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