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若竹

 『若竹』といえば、長い間、『笑点』の司会を務め来た先代円楽の作った、落語の(たしか常打ち小屋)の名前であるが、バブルの頃に作ったので、借金まみれだという。それだけ落語を愛していたということなのだろうが、これは、師匠が弟子達の事を思って建てたものでもある。だから、師匠亡き後、弟子達がその志を受け継いで、落語に精進し、借金を返さなければならない。しかし、私は、先代円楽が作った『若竹』の事に触れる気は無い・・・タケノコについて触れたいのである。昨年、弟の次男がタケノコ掘りに行った時のタケノコは旨かった。甥に当たる次男は、それから野山をかけずりまるわるのが、自然と触れるのが大好きになったようである。私の家の側には今も自然が残されている。私は竹林には蛇が多いことを知っているので、今でも苦手だ。弟の長男はリトルリーグでエースでクリーンナップを打っていたが、投げ過ぎで、肘を剥離骨折してしまった。でも、あんなに野球が好きなのに、母親の心臓の手術に莫大なお金が掛かるのを知っている歳で、「俺の右肘なんか手術しなくてもいいから、母さんの病気にお金を使って頂戴」と父親である弟に言ったそうだ。その話を聞いたとき、私は泣いた。エース張っていたのに、レギュラーだったのに、初めてベンチ入りの子供達の気持ちが解ったんだろうな、と思い。男は七転び八起きでは甘い。九転十起っである。苦労しなければ、人の痛みが解らない。努力しなければ、何者にもなれない。「辛いだろうが、頑張れ!!」と言っていた。弟曰く、「掘ってきたタケノコのでかいのはみんな他の家族にやっちまった」と言っていた。その後、充分、旬なタケノコを味わったが、母は、「今の母親になっている女の子達にタケノコの調理法が判るのかしら」と囁いていた。しかし、弟とその次男、お手柄である。

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