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ばあちゃんの死 その4

 叔父さんと出会ってから、豚まんの話が出たらしい。中華街の中でも一番旨い店のものだ。私は人に物事を聞く際に、金を払って受け取った瞬間に聞く様にしている。すると、相手も本音で応えてくれるのだ。アメリカのグランドキャニオンの宿場町である、フラッグスタッフという町に夜着いた時、ユースを見付けたかった。土地勘のない私は、その田舎町に夜中に着いた。町中をうろうろしていると、気難しそうなおっさんがやっている店を見付けた。救いな事に、一枚1$の記念写真があった。私は少し間を開けて店内を物色する様な真似をして、やっと見付けた、という様な顔をして、記念写真を1$で買い、相手が1$札を受け取った瞬間に、この辺りにユースはないですか?と聞いた。相手もやられたなという顔で、地図を書いて教えてくれた。そして、アメリカの道路は縦縦横横だからすぐに解ると教えてくれた。それからユースはすぐに発見できたのだが、アメリカは田舎町の方が治安が良く、気楽に過ごせるとも思った。ここに書いた事は、結構大切な交渉術なのである・・・ばあちゃんの納骨の為に京都駅で待ち合わせをした。「一番遠いいのが早く来て、一番近いのが遅く来る」とぼやいていたそうだが、母と叔母様が、豚まんの話で盛り上がり、叔母様が「あれ、美味しかったですねえ」という話になると、叔父様も、「肉がギュッと詰まちょった」と言うので、母が「タケノコも美味しかったでしょう」とトドメを入れて丸く収まった。私の読みでは、六個中四個は、従兄弟の子が食べていると観ている。

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