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瀬戸のじいおちゃんの思い出 その3

 瀬戸のじいちゃんは、何でも一人で出来る人だった。ばあちゃんが出かけても、畑から帰ってきて、風呂を沸かし(みかんの灌木で炊く)、自分で料理を作っていた。ある時から、ばあちゃんが都会かぶれなのは解ったが・・・じいちゃんが可哀想で仕方がなかった。でも、文句一つ言わずにに働く・・・じいちゃんは男だった・・・まだ車検が無い頃、じいちゃんは一年に三回位、整備をしていたそうだ。車の下にもぐりこんでいると、エンジンの掛かる音がしたので脱出し観ていたら母の弟に当たる叔父さんが子供の頃に運転しだしたそうだ。じいちゃんは飛び乗り、エンジンを止めたらしいが手遅れで、土壁に衝突したらしい。でも、じいちゃんは叱っただけで、手を挙げなかったそうだ。お袋は小学生の頃から祖母のいる神戸に移ったが、その時の山陽本線はSLで、汽車が止まらないうちに、じいちゃんが飛び乗って席を確保してくれたらしい。頼もしすぎる。カメちゃんという子もいたそうだ。ボランティアでやって来た勤労奉仕の国際チームに一人勝ちしてチャンピオンという称号を与えられた。お袋が海を泳いでいると、カメちゃんは300m位の潜水をかましたそうである。でも、家のじいちゃんも負けてはいない。運動会で孫のために徒競走に出てくれた。結果は二着だったが、もう、還暦を過ぎていた。じいちゃんの愛情である。

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