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コネについて

 私が院を辞めた後、親父がコネで入れたろうか、と言った瞬間に、俺は実力では入れた。他にやりたいことが見付かっただけだ。そもそも、女がコネを利用するのは、まだ許せるけれど、男がそれをやっちゃあいけない。実力も無い奴がコネで就職するなんてもってのほかだ。みんながみんなそれをやっちまったら、国が滅ぶじゃねえか。と、文句を言った。しかし、私の従兄弟の八割がコネで就職している。そんな奴等は親方がいなくなったら梯子を外される。仕事が出来ないから出世も遅れてノイローゼにもなる。某銀行の取締役だったおっちゃんの名前を今でも出す叔母がいる。私が、馬鹿じゃあねのか、と親父に言ったら、どこの会社が新入社員の為に新しい課をつくるんや、と言っていた・・・男は勝負しなければならない。どんなに苦しくても。私の場合、ソフトボールとはいえ、面子を保つために、予告ホームランをした。そうしたら本当に打ててしまった。ランニングホームランだったが、余裕でホームベースに帰ってきた。先輩達は、あいつ、本当に打ちやがった、という顔だったが、それ以来、ナメられなくなった。しかし、私の中では、打った当初は嬉しかったのだが、ここまで戦い続けてきて、男社会の勝負の世界が空しくなった。私は勝負の世界から降りることにした。それからも悩み続けて、二年後の大学院の二年に上がった春、退学届を出した。

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