« 瀬戸のじいおちゃんの思い出 その3 | トップページ | UFOキャッチャー恐るべし »

瀬戸のじいちゃんとの思い出 その4

 瀬戸のじいちゃんの村落は、山と海の幸に恵まれていた。まだ、島の一周道路が無い頃、船で畑まで行っていたそうだ。だから、向かいの漁師島で海底の地形を教えてもらって、三ヵ所ぐらいのポイントを知っていたそうだ。そうしたら、漁師島の行商の魚が売れなくなり、問題となったらしい。みんな、じいちゃんの真似をするからである。じいちゃんと船で海釣りに行くと、竿は使わず、ひもを巻き付けた四角形の木の道具を使う。また、農業をやっていても、バカでは成り立たないのだ。一番、高値の時に売る為に、夏から仲買人と交渉し、情報を聞き集めていたそうである。ここぞという時に、まとめ売りしていたそうだ。また、みんなでスイカを食べていた時、「このスイカは、うまーけん、種残しとくんじゃぞ」という指示もあったそうだ。この話を友人に語ったら、笑って、「農業のプロじゃねえか」と言われた。また、戦争で五体満足で生きて帰ってきてくれたから、瀬戸のじいちゃんはマムシなどに会っても動じないのだ。まず、頭をたたきつぶす、Y字型した木にくくり付ける。それで海にほかしに行くのだが、途中で会う人に、「マムシとったった。おんし、いらんけ?」と話しかける。マムシだったら、『マムシ酒』ができるからだ。みなが、「いらん」と言ったら、じいちゃんは海に放り投げてた。

|

« 瀬戸のじいおちゃんの思い出 その3 | トップページ | UFOキャッチャー恐るべし »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/59366713

この記事へのトラックバック一覧です: 瀬戸のじいちゃんとの思い出 その4:

« 瀬戸のじいおちゃんの思い出 その3 | トップページ | UFOキャッチャー恐るべし »