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ばあちゃんの死 その5

 今の世の中、堕落坊主ばかりである。ばあちゃんは、丁度、ももの節句の時に京都の大谷廟に納骨された。お袋が古傷で正座できないことを知っていた叔父さんは、母のために椅子を持ってきてくれたそうだ。メインの坊さんの読経が終わり、別の坊主が説法したそうだ。合わせて十分とかからなっからしい。彼等にとっては、どうでもいいことであり、そうでなければ、やっていけないのであろう。もし、私が同席していればケンカを売る。今まで坊主相手の問答では勝率がいいのだ。なっていない坊主が多すぎる。そんなクソ坊主と問答しても、余裕で勝てるのだ。残念ながら、今回、私は行っていない。しかし、ナマグサ坊主のお経など一瞬で解る。家の母親も般若心経位なら、楽勝で唱えられるので、お経の善し悪し位は判ったでしょう?と聞いた所、「解らなかった」と言うので、ズッこけてしまった。お袋は、親父の死後、私が唱える般若心経を横で聞いて、耳で覚えたのである。例えば、西本願寺ならば、『仏説阿弥陀経』を唱えるのが筋なのだが、あいつら手抜きしやがった、としか思えない。「そいつら,クズの集まりじゃあねえか」と言ったら、「正座出来ないしねえ・・・」と母が言ったので、黙った。叔父きはそれから何時間も掛けて車で広島まで帰ったし、お袋も切符を取ってから、しば漬けだけを買って、忙しくとんぼ返りしていた。

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