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軍師・官兵衛の誤算

 今年のNHKの大河ドラマである、『軍師・官兵衛』を毎週、楽しく拝見している。当初は、戦国一の軍師であった黒田官兵衛をアイドルグループ出身の男が演じるということで、観るのをやめようかとも思った。それならば、司馬遼太郎氏の『ああ播磨灘』を読む方が早いと思ったからである。しかしながら、ついついTVを観てしまう・・・基本的に私はTVが昔から嫌いである。しかし、NHK関連のものは目を通す。連ドラを観ていて、涙を流す時もある。そんな中、官兵衛役の子が、確か渡哲也の紹介で、昔から騎乗訓練をしていたことを知った。こいつも人生設計を真剣に考えているんだな、と思ったので、見始めたというのが動機。乗馬というのは、結構、度胸がいるものなのである。私は北海道の牧場で馬に跨がったが、思いの外、高い視点なのに驚いた。それを彼はやっていたのである。自分の将来のために・・・今では楽しく拝見しているが、その努力が映像を通して、私の眼にやって来る。自分も見習わねばと自省・・・ところで、表題についてであるが、黒田官兵衛は秀吉の軍師となる。それ以前の軍師であった竹中半兵衛は備中高松城の毛利責めの時に死ぬ。水攻めにしていた備中高松城の秀吉の陣に、本能寺の変の情報が入った瞬間、黒田官兵衛は「殿、チャンスでございますな」と言ってしまう。信長下での秀吉の立場を見抜いていたのだ。秀吉はこの時から、官兵衛の存在を意識する様になった。その後も、軍師として官兵衛は秀吉の天下取りに協力するのだが、いざ天下を取ったら、黒田官兵衛には、ほとんど恩賞を与えなかったそうである。その事を不思議に思った家臣が、殿、あれはないのでは、と言う中、太閤秀吉は、「あいつに一国でも与えてやると、それこそ天下を取られる」と語った。実際、黒田官兵衛には天下取りの野望もあったのだ・・・考えてみると今の世の中でも、切れ者が切れすぎると、梯子を外されやすい。そんなことを考えながらドラマを楽しみにしている自分がいる。何を学ぶかの為にだ。

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