« 帰郷のススメ | トップページ | 臨時休業 »

ドラゴンボールなんて甘い

 私はガキの頃から、母親に、「勉強しなさい」と言われて来た。そうして、黙って努力し続けた。結果も出した。大学に入るまでは、寝ないで勉強した。勉強するのが当たり前の世界だからだ。しかし、いざ、大学に入ってみると、勉強できることなんて当たり前で、それ以上のものを要求された。地獄を味わって、地獄に行きたがる様なものである。お袋に、男社会というのは、そんなに甘い物じゃあない。隙が少しでもあれば潰されるし、親父の世話してて解らなかったのか?と突っ込むと、それこそドラゴンボールの世界じゃない、と言った。そんな馬鹿馬鹿しいことは止めろと言うのだ。いくら勝ち抜いても空しいだけだと・・・それを聞いた私は激怒した。ガキの頃から、毎日、「勉強しろ」って言ってたのはどこのどいつだ?俺に金を掛けてくれたことも解っている。だから必死で努力したんじゃあねえかよ。従姉妹の誰にも負けていねえじゃねえか、大体なあ、ドラゴンボールの世界なんて努力して、勝てば終わりだろ・・・でもな、男社会では、嘘を平気でついたり、勝っても勝っても妬みを買って、足を引きずる奴のいかに多いことか解ってない。それでも、嫌でも、そういう奴は殴ってでも潰さなきゃいけないんだ。どんなに苦しいことか解るか?だから、俺は院の二年の春に退学届出して辞めたんだ。そういう世界に耐えられなくなるのが、まともな人間だろ?辞めた時に学生証取られたのはショックだったけれど、俺だってどんだけ悔しい思いして辞めたか全然解ってない。そして、その後働いたろ?と言ったら、母は黙り込んだ。

|

« 帰郷のススメ | トップページ | 臨時休業 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/59200746

この記事へのトラックバック一覧です: ドラゴンボールなんて甘い:

« 帰郷のススメ | トップページ | 臨時休業 »