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新年会 2014 その5

 最後の友人の件について話したことは、私も悪いと思っていたが、友人達から、「悩みを聞いてあげて、それで、その人元気になったんじゃあないかなあ」というコメントが多々聞かれた。栄養失調で気絶してぶっ倒れた私としては、難しく思っていたが、それ以上は言わなかった。すると、向かいに座っていた、弁理士兼弁護士の友人が個人的に、「その話は、ストレスのキャパシティを越えてしまったから生じたんじゃあないかなあ」と語り、私も、「そうかもしれないなあ・・・」と頷く。そして、「問題は、弟に借金を申し込まれた方が深いぞ。俺にも何件も、そういう相談が来るんだけれど、繰り返し来る人が多いから話すよ。まず、借金する方は甘えてんだ。だからといって、貸す方にも責任がある。要は、何度も相談に来る奴というのは、甘やかっしぱなしなんだよ。それで、家庭が壊れる。でも、それをストップさせるのが難しい場合、叱っても意味が無いんだ。何度も来る奴は、どんどんエスカレートしてゆく。そして関わった全員が破滅するんだ。だから、借金する本人に自覚させて、ストップを無理矢理でも掛けなければ、その破滅へのスパイラルは止められないよ」と、本当に親身になって語ってくれた。私は黙って聞いていたが、「ありがとう。さすが弁護士だけあって、説得力があるなあ。お袋にもよく言っておく」と言い、「ところで、俺、一回だけ裁判を傍聴したことがあるんだ。それまでは、検事や裁判官に対して弁護士っていうのは、『正義の味方』みたいなイメージがあったんだけれど、実際はクロでもせめて灰色に持っていかなきゃならないし、その下準備も手間が掛かる。俺には出来ないほどのストレスだなって解ったよ」と語ると、彼は、「確かにストレスはたまる。でも、何で俺が弁護士になろうかって思ったのは、結局、睨み合っている人達を少しでもまるくして、仲良くさせるために、両者の間を取り持てる仕事だと思ったからなんだ」と話してくれた。「そうか、ありがとう」と、私は心の底から彼にお礼を言った。

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