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希望を持とう

 今日は、私の誕生日である。だが、そんなことはどうでもいい。ダンテの神曲の地獄の門にある様に『ここをくぐりし者はあらゆる希望を捨てよ』という歳でも無い。充分に地獄は味わい尽くした。四十代が人生のピークだと考えていた私は、フルスロットルでレッドゾーンまで叩き込み、駆け走る。途中にどんな障害があろうが、アクセルを踏み続ける。異常な次元まで加速し続ける。途中で散ってもいい覚悟で、突き抜ける。これが私の四十代のテーマだ。その礎は、幼少の頃の苦労と苦学、十代の頃の死ぬほどの苦しみ、二十代の頃の見聞と賢者と出会う旅、三十代の頃の親父の死とそれを乗り越える精神力。これらがガソリンとなり、ターボチャージャーで圧縮酸素と化合し、吹き抜ける。強大な加速度と共に。残念ながら、私は、ジェットエンジンであってもロケットエンジンでは無かった。しかし、人生という、車たるちっちゃな枠組みには治まりきらなかった。巨大なGの中ハンドルを握る。スリルに冷や汗をかく。一か八かの所で勝負する。目標があったらひたすら目指す。上を見て下だけは見ない。過ちを犯したらスピンターン。力が足りないのなら鍛える。あらゆる感受性を向けてものを観る。卑怯な奴にはなりたくないと、懸命に生きる。懸命に。宿命の十字路では、シフトダウンしながらも、アクセルを踏みながらタイヤを鳴らす。まるで幻を追いかけるがごとく、キックダウン、キックダウン、キックダウン。再びフルスロットルでアクセルを踏み続ける。ひたすらに。何のためにでは無く、何かのために・・・情熱が爆発し続ける。好奇心が後押し。だから、右足は踏み込んだまま。アクセルを踏み込んだまま・・・

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