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終わりが近いな・・・

・先日、京大の研究チームが、染色体の中の遺伝子で、男と女を分ける物質を発見したというニュースを知った。ips細胞にしろ、クローンにしろ、人間が触れてはならない領域まで科学が進歩したんだな、と憂鬱になった。いい面ばかりがクローズアップされているが、もし、悪用されたらと思うと、恐ろしい気持ちになる。手塚治虫の『火の鳥』に、クローンを悪用した、人間狩りというテーマの作品がある。ひどい終末であった。天然的に、男と女が生まれる確率は半々だったから、バランスが取れていたのだ。そうでなければ、大変なことになる。今夏、氏の発見は、男女の産み分けが可能になったという発見でもある。確かに跡継ぎの問題などを考えると、男の子が欲しい、などという家庭もあるだろう。しかし、それ以上に、どの研究も、人間界を滅ぼす研究なのだ。ただでさえ、今夏に象徴される様に、日本には四季が無くなった。ここのところ、幾分冷えてきたが、あの猛暑は尋常では無い。春と秋と梅雨が無くなり、パッと暑くなって、パッと寒くなる。人間が地球を駄目にしているのだ。環境面でも、科学面でも・・・『自然に帰れ!!』と、中世ヨーロッパで叫んだ奴がいたが、私とおんなじ様に考えていたのだろう。しかし、人間とは、一度覚えた便利を捨てられない・・・例えば、貴方は電気無しの生活など考えられますか?もしも、電気が無かったらどうなるかだけでも想像してみて下さい。私は9.11の時、『進化は肯定できるのか?』というメールを友人達に送りました。悩み過ぎていたのかも知れませんが、今でも、人間の進化については、コインの裏表だと思います。歴史を学んで、もし、これらの技術が悪用されたら・・・と考えます。悪用されるのは、決まって、戦争なのです。国家の意地の張り合いなのです。昔聞いたブラックジョークにこんなのがありました。『地球が一体となるのは、宇宙人が攻めてきたときだろう』と。科学の進歩を素直に喜べない自分がいます。なぜなら、それは、人間の生きる源としての好奇心がバックになっているからです。皆さんはこの矛盾、どうとらえますか?

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