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「親父越えできんかったな」

・私は、歯医者が大嫌いである。しかし、親父の姉に当たる親戚で、阪大の歯学部に行き、現在は奈良の駅前で、歯医者をやっている方がおられるそうだ。冠婚葬祭で親父とお袋と親しくなり、いろいろと吹聴するおばによると、そのおばの長男と私がおんなじ男子校に入ったと言っていたようだ・・・冗談では無い。あんなのと比べられては困る。母も遠慮がちに、「違います」と言ったそうだ。要するに、そのおばさんは、見栄っ張りなのだ。大学は確かに同じ所に行ったが、私の頃は第二次ベビーブームで私大の方が遙かに難しかった(東大・京大を除いて)・・・そうしているうちに、その遠い親戚の方とも両親が言葉を交わすようになり、一男一女の親だと聞いたらしい。息子が某国立大学の歯学部に入った、という話を聞いて、親父は帰り道の車の中で、お袋に、「あそこの息子、親父越えできんかったな」とぽそりとつぶやいたそうだ。親父は、時々こういう風にことがあったが、私の中では、親父のいろんな所を知っている。ここで悩むのは・・・果たして自分は親父越えしてきたのか?ということである。死ぬ数週間前、親父は私に、「仏教の極意とは、なんなんや?」と聞いてきたので、私は、「感謝のこころや・・・父さんも若い頃旅したんやろ?そこで、いっぱいのの恩恵に感謝したやろ・・・それを忘れないことなんじゃ」と、私が言うと、黙っていた。

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