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巨大な樫の木のしゃもじ

・私は高校の修学旅行で、広島の宮島を訪れ、日本三景の厳島神社を見物し、昼食にカキフライ定食を学年一同が食べた。その時は干潮で、鳥居まで歩いて行けた。自由行動の時間だったのだが、私は途中から独りで、ロープウェイに乗っててっぺんまで行こうとした。しかしそれでは集合時間に間に合わないことが判明し、やむなく途中の駅で引き返した。フェリーに乗り、原爆資料館などを観た後で、寝台列車に乗って帰って来た思い出がある。その後、大学二年の終わりの春休みに、広島出身の友人とロープウェイで最後までいったが、途中に乗り継ぎ場所があり、ずいぶん高い山だなと感じた・・・思い出せば、ガキの頃から巨大な樫の木のしゃもじ(しゃもじは広島の名物の一つ)が家にあり、墨で第十位と書かれているものがあった。親父に、「これ何?」と聞いたら、「高校時代の修学旅行の時のものだ」と言う。よくよく話を聞いてみると当時の神戸高校での修学旅行では、宮島に行ったら、登山レースが恒例だったらしい。女子生徒は登山道の途中で応援していたらしいが、男子は宮島の弥山登山のクロカンをさせられ、十位以内に入るとしゃもじがもらえたそうだ。親父は十一位を走っていたらしいのだが、一番最後の階段でそれまで十位を走っていた、負けん気の強い友達がバテているのを観て、「おう、悪いな」と言いながら、追い越して十位にになったらしい・・・今、そのしゃもじを手にしているが、墨で書かれている文字が、今でも読み取れるのだ。そこには親父の筆跡と違う文字で『よつんばい』と書かれている。多分、書道の先生が書いたのだろうが、相当きつかったことが伺える。親父はテニス部では一番速かったけれど、「サッカー部は強かったが、平地を走る陸上部は駄目やったな」と言っていた。一度、親父ががんになる前に、神戸高校に連れて行って貰ったが車のPとフットブレーキを掛けても、『大丈夫かな』というぐらいの地獄坂であった。

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