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美術の授業

・中高時代、二人の美術の先生がいた。カトコー先生とタナケン先生である。二人とも、絵だけでは喰っていけないので、教師をしながら、自宅のアトリエで絵を描いていた様子であった。カトコー先生は、ほとんど寝ていない、と言っていたが、タナケン先生も、きっとそうだったのであろう。私は、絵を描くことが好きだったので、授業も楽しかった。絵の描き方についてはにも教えてくれないが、毎回テーマを与えられた。中学の頃は水彩画であったが、カトコー先生には認められた。私の描いた水彩画を観て、クラスの生徒の前で、「お前、頭いいだろ」と言われたのには参った。大らかな先生であった。中3の時は、タナケン先生に美術の講義の授業を受けたが、興味があり、まじめに聞いた・・・だから中学の修学旅行で奈良・京都に行った時には、仏像一つでも、観る目が違っていた。日本史でも世界史でも、文化的観点から見ると、流れが違うのである。どの勉強も一緒なのだが。高校時代、書道、音楽、美術のうちから一つを選ばなくてはならなくなった時、私は迷わず美術を選んだ。水彩画から、油絵に変わったが、高1の時はタナケン先生で、基本中の基本を習ってから、学期末、美術室を訪れた際、「自分の絵を探しているのですが」と言ったら、「これか?」と聞かれ、「ちょっと違います」と言うと、「ちょっとってどういうことだ?」と聞かれたので、「違います」と答えたが、えらく哲学的な先生だなと思った。タナケン先生の個展が開かれると聞いた時、行こうか迷ったが、時間が無かった。カトコー先生は、新校舎を建てる際に、昔の由緒ある建物の絵を観たが、私と全く違う画風であった。どちらも懐かしい思い出である。

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