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一番辛いこと

・少なくとも、皆が皆、辛いことを抱えている。私の場合も同様だが、約束を破ったときほど辛いことはない。私は物書きの卵だから、原稿を落としたときほど辛いことはない。漫画家の藤子不二雄が、故郷の富山に戻った際、連載を落としてしまったそうだ。編集者としばらく険悪なムードが続いたそうだが、手塚治虫が、「君たちは夢を売る仕事をしているのだから、宜しく頼むよ」と言ってくれ、首の皮一枚繋がったそうだ。また、かの文豪、夏目漱石は、晩年、血を吐きながらでも、締め切りだけは守ったそうだ・・・この話は友人から聞いた。ある時期、私は別の友人に小説を書いていた(純文学)。しかし、どうしても納得の行く作品に仕上げることが出来なくなり、書けなくなったので、友人にワビを入れた。お金は受け取ってはいない。A4で、四十話まで書いたが、その後、辛い日々が続く私に、「blogを毎日書いてみたらどうだ?」とアドバイスされ、石にかじりついてでも書いた。一年経った頃、電話で、「そろそろ終わらせたいんだけど・・・」と言うと、「甘い。石の上にも三年だ」と一蹴。覚悟した。毎日書いていると、アイデアが出ない日もあるし、どうしようもなく体調が優れない日もある。それでも、まともに書けなかったら、悔しい・・・悔しいから泣く。そして、次は見とれよ、と気合を入れる。

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