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梅の実

・植木伐採職人の方は六人兄弟で末っ子だから、『末吉』という名をもらったらしい。ここで問題になるのは、やはり、『末吉』と『永吉』と、どちらの方が格上かということである。神社の方に聞いてもいいのだが、ロクな回答が戻ってくるはずもない。お袋に聞いたのだが、ああいう職人さんには、午前十時と午後三時に簡単なものを差し入れするらしい。簡単なものといっても、本当に簡単で、パンとお茶だ。そのたびにコミュニケーショーンをはかる。昼休みを除いて、丁度いい休憩時間なのだ。後は、庭の木をバッサバッサと切ってくれた・・・今年は梅の実がなったね、と母に言ったところ、ついでに梅の実も採ってくれ、袋に入れて母に渡してくれた。「これで梅酒でも作ろうかなあ」と言っていた母に、私は、「是非そうするべきだ。ただし、氷砂糖は薄めの方がいい」と言い、おっちゃんの親切に感謝するだけであった。昔の方は、娘の名前に、動物の名前を付けていたそうだ。おっちゃんのお袋さんが『クマ』で姉貴が『トラ』という名前らしい。末吉さん、姉貴は存命なのだが、「かないやしねえ」と、おっしゃっていた。末吉さんなので、「うちの犬も『弥吉』で、『吉』に恵まれるようにしたんです」と申し上げると、可愛がって下さった。おっちゃんの仕事が終わったら、すぐに、公園に駐めていた車を車庫入れしたのは、言うまでもない。あと三ヶ月で無事故無違反五年が経過するからだ。

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