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我が家のがばいばあちゃん (その2)

・私は四国に車中泊の旅に出るつもりだった。途中、父方の実家のある神戸で、祖父の墓参りをしたくなった。家に電話すると、母が、「神戸の家には立ち寄らず、檀家になっている寺で線香を買いなさい」と言われたので、近所の寺の住職に訳を話したら、快く場所を教えてくれ、線香も買おうとしたが、受け取ってもらえなかった(後で三ノ宮で調べると五千円以上する線香だった。私は二千円渡そうと思っていたので、恥ずかしくなった)。そして、「両親は、婆ちゃんのところに行くなと言うんですけれども・・・」と言うと、住職は、ためらいなく、「遠くから来たんでしょう。よってあげれば、お婆さんも喜びますよ」と教えてくれた。私の心の中では、まだ気持ちが揺れ動いていたが、住職に線香と道案内の礼を言い、車で故祖父の墓へ行った。川沿いの霊園で、女子校の松蔭の下にある。買ってきた花を飾り、墓の手入れをして、手を合わせた。そこに独りで行くと、いつも後頭部に光が差す気配がする・・・迷った挙げ句に、婆ちゃんに会いに行くことにした。玄関に立ち、インターフォンを鳴らすと、父の兄貴の女房に当たるおばはんが出てきた。ビックリしていたが、即座に追い返そうとする前に、婆ちゃんが出てきて、「よう来たなあ、よう来たなあ、そんな所に立ってないで、お上がり」と言ってくれ、「小遣いや」と言って、私に無理矢理、一万円札をくれた。一階が婆ちゃん、二階が親父の兄貴夫婦の家である。住職に線香を頂いた話をすると、婆ちゃんは、「ちゃんとお礼を言ったのか?」と聞いてきたので、頷くと、「ならええ」と言ってくれた。

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