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我が家のがばいばあちゃん (その5)

・神戸という街は、懐が広くて、国際色豊かなのがいい。まず店に入ってカウンターに座ったのだが、隣で寂しそうにしている外人がいた。私は、そいつを笑わせてやろうと思い、友人の結婚式の二次会のパーティで、危うく、ストーンズの『satissfaction』が喜びの歌だと思って選ぼうとしたら、歌詞をよく読むと、『I can't get no satissfaction.』だったので、大慌てで止めた、という話をしたら、大爆笑してくれ、カラオケで歌ってくれたので、嬉しく感じた。彼が歌い終わり、拍手をすると、照れていたが、背後から、「君、名前なんていうんや?」と聞いてきた、ウエイターっぽい服装をした、若い男から声を掛けられた。私が応えると、メモしていた。そして、好きな歌を聴かれ、答えると、カラオケで、『The Rose』を歌ってくれた・・・そして、私と話がしたいというので、「君、従業員と違うのか?」と言うと、「当たり前やろ」と言う。私が、「じゃあ、何でメモなんて・・・」と聞くと、彼は、「そこが俺の違いなんや。ところで君、『わび、さび』について説明できるか?」と言ってきたので、「わび、さび、きわみ・・・」について説明してくれと頼むと、彼は「『わび』はお詫びの『わび』や。『さび』は寂しいの『さび』や。茶道の常識や」と言っていたので、「君、詳しいねえ」と言ったら、彼は、「俺は友達から、坊主ちゅうあだ名付けられてんのや」と言っていたが、私は内心で、『きわみ』についてごまかしたそいつは、『エセ坊主』だと思った。ばあちゃんから掛かってくる電話を無視し、終電を逃した私は、タクシーで帰ったのだが、鍵が掛けられていた。当然、キーなど持っているはずも無い。どうしようかと思ったら、駐車場の車の中で車中泊をすることに決めた。

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