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我が家のがばいばあちゃん (その12)

・ばあちゃんは、「どないすんねん?」と聞いてきたが、「まあ観てて」と言った私は、本の仕分け方を変えた。多少、時間が掛かったが、雑巾がけまで済ませると、ばあちゃんには、何も言われへんかった。その間に、巨大なおにぎりを二つほど作ってくれはった。掃除が終わり、そして、ばあちゃんに聞きたいことがあった。率直に寝ているばあちゃんに聞いた、「俺には、商才もある。今の本の仕分け方でわかったやろ。でも、今、金持ちになったら、人生見そこなう。俺はまだまだ、いろんなことを勉強したいのも事実だし・・・ばあちゃんはどう思う?」と聞いたら、起き上がり、即答で、「それは、あんたが決めることや」と言ってくれた。私は、しばらくの正座の後に、「そうか・・・」と言い、約束していた時間を使い果たした。二階の親父のボケ兄貴と鬼嫁に挨拶をしたら、鬼嫁が真顔で、「もっと、ようけ泊まっていてほしかったわ」とウソ口を叩き、ボケ兄貴は酒の飲み過ぎか、眼が浮いていて、「また、おいでな」と嘘口・・・相手にせずにばあちゃんの所に行くと、「あんた本すきなんやろ」・・・だったら、これわかるやろ、『花に嵐のたとえもあるさ、さよならだけが人生さ』・・・ワハハ・・・私もアハハと笑って握手した。『冗談で無くて、長生きしてよ」と言ったら、「事故だけは気をつまけてな」と言ってくれた。本気で心配してくれているのと、ばさまの祈りを信じ、アクセル全開で帰った。車庫入れしているところ、電話が掛かったので、お袋に、「多分、ばあちゃんからだよ」で、この旅は幕を閉じた。

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