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いくら噛んでも割れないイクラ

・今は存在しているのか知らないが、私が小学生の頃、『小僧寿し』なるものがあった。そこの一番豪華な、にぎり寿司として、500円で『雅』という商品があった・・・ある時、お袋が風邪をこじらせて、「どうしても夕食が作れない」と言った日があったので、私が家族全員の分を買ってきた。会社から帰ってきた親父が、何ともいえない顔で、「お前、こんな寿司しか食べたことがないのか?ないんなら、今度寿司屋に連れて行ってやる」と言われ、相当な粗悪品なんだろうなと思った。後日、父は私を連れて、本当に寿司屋に連れて行ってくれた。特上のにぎり寿司を頼みながら、寿司用語を教えてくれた。「醤油はムラサキ、お茶はアガリ・・・」という風に。などと聞いているうちに、私のお茶が無くなったので、思い切って、「大将、アガリもう一杯!!」などと生意気なことを言っていた。しかし、その時の寿司の旨いことやら旨いことやら。あの時の寿司のうまさを味わって以来、もはや『小僧寿し』では納得がいかなくなってしまった。『小僧寿し』で出てくるイクラは、イクラ噛んでも噛んでも割れなかった。私の読みでは、多分、人造イクラなのではないかと疑った。もちろん、私の近所の『小僧寿し』は、まもなく潰れ、今でもシャッターが降りたまま、放置されている。

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