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教え子たち

・塾講師時代には、講師みんなが真剣に教えていたので、卒業生でも、時々、遊びに来る連中が多かった。講師室に入ってくるのだが、みんなそつない話をするのだが、トップ校にドンケツで入った女の子が、大手予備校の問題で、一問だけ解らない所があり、理由は知らないが、予備校の講師もバイトも教えてくれなかったらしい。うちの塾のその時の顔ぶれといえば、文系三人に理系の私だけだった。私と、国語の専任講師が一番のベテランだったので、新任講師達にやらせようとした。実力を試すいい機会だと・・・一人目に振ると、訳がわからない様子であった。二人目に振っても、「教えられません」と逃げた。やむを得ず、私が、「とりあえずテキスト見せてごらん」と言って、問題文を見てみると、簡単な分詞構文の問題だったので、現在分詞と過去分詞についての説明をして、その問題の別の書き方を考えさせた。それから私は、その子に二つの質問をした。『as』の使い方をどれくらい知っているのかを、まず聞いた。するとその子は、四つくらいしか答えられなかったので、「甘い」と言った。「最低十個くらいは覚えておけ」と言ったら、悔しそうな顔をしたので、「出直してこい」とハッパを入れた。そして、「もしも浪人したらどうするつもりだ?」と聞いたら、「しません」と言ったので、「馬鹿野郎!!なりたくて浪人する奴なんていない。もしも浪人したら、お茶に通え」とだけは言っておいた。彼女は医学部志望だったからである。

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