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萩焼の伝説

・三十の時、山陰と九州への車中泊の独り旅に出た。途中で雄大な大山を眺めたりしながら、萩に着いた。修学旅行以来だったが、高杉晋作を熱狂的に尊敬している、私にとっては、そこは聖地であった。地元の人に駐車場を聞き、車を駐めて、一路、生家に向かった。着いてみると、何気ない所だったが、ポスターを買ってしまった。そうして再び歩き出すと、お寺があった。お守りか何かを買ったはずだが、その際に私がある質問をして、住職と仲良くなり、住職本人が書いたという般若心経のプリントを頂いた。住職に礼を言い、再び散策し出すと、萩焼を売っている店があったので、入ってみると、無数に萩焼が置かれていた。私は予算を五千円と決めて品物を観ていたのだが、そこの一家は、昼食を摂っていた。私が、「さわってみてもいいですか?」と聞くと、「どうぞ」という返事が来た。いろいろ観ているうちに、候補が二つになった。どちらにしようか三十秒間、悩んだ挙げ句、釉薬のよく効いているものを買うことにした。店の人は勘定の際に、その萩焼の、ぐい飲みを作った人の写真を見せてくれた。あれから十年経った今でも、そのぐい飲みは大切にしている。普段はショーケースの中に保管しているのだが、時々、焼酎をぐいっと飲むこともある。自分のお宝だから、気持ちよく酔える。

・萩の焼き物は亥年に産まれた人が焼くと良いという話を聞いた。由来も何も解らないのだが、確かにそう聞いた。

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