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諸葛亮について

・名前に、『亮』という字がくっついている方が、日本には一杯いる。それを観る度に、『諸葛亮(諸葛孔明)』を思い出してならない。私も、中一の時に三国志を読んだ際、自分の息子にも付けたい一字だと、一時期考えたが、学問を深めるうちに、そういう気は無くなった。そもそも、吉川英治の三国志は三国志演義から良いとこばかりをチョイスしている気がしてならなかった。三国志演義自体が、大げさに書きすぎている。例えば、他の本によると、諸葛亮が優れていたのは、情報収集能力のみであったという。有名な『桃園の誓い』で劉備と義兄弟になった関羽を失ったのは、諸葛亮の責任だとされている。確かに諸葛亮も『出師の表』などを観ていたら、優れた軍師だといえる。ある新聞によると、先代の円楽などは、「『出師の表』を読んで泣かずんば、男子たるものにあたらず」と言い切っていたが、やや大げさな記事だと思わざるを得なかった。よくは解らないが、中国人などは、諸葛亮よりも、関羽、字は雲長の方を祀っている気配がある。実際に中華街には、関羽を祀った『関帝廟』なるものがあるけれど、『諸葛廟』などというものはない。それらを含めて考えて観ると、『亮』の一字を安易に付けるのはどうかと思う。まあ、名前としては立派なものなのだが、それにしても、分かり易すぎる。

・いつの時代でも、戦争というものは情報戦であると私は思う。ある本によると、諸葛亮が優れていたのは、その情報網であり、そういう意味では、星を観て将来を予知したなどということは、ごまかしが効かない。それでも三国志が面白くなってくるのは、諸葛亮が三顧の礼によって、登場しだしてからである。うちの母などは「登場人物が多すぎる」と言って、挫折した。

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