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生徒からの思いやり

・塾講師時代に、私が担当していた生徒の一人に、「俺は、ナリタブライアンから競馬を教わった」という生徒がいたので、私が、「お前、甘めーよ。俺なんか、シンボリルドルフの頃から知ってんだぞ」と言って、過去の名馬を追いかけてきたことを告げ、「馬券こそ買わなかったものの、競馬新聞の読み方は、中一の時から知っていたぞ」と言い、「そんでな、お前の言うナリタブライアンは、確かにブライアンズタイムの最高傑作だけれども、血は残らねーと思うぞ・・・お前とは年も離れているし、仕方がねーんだけれど、年季が違うんだよ、年季が!!本気で馬券取りたいのなら、英語じゃなくて、競馬の講義をしてやろうか?」とまで言った記憶がある。とりあえず、「馬券を取りたいのなら、『ダビスタ』をやりまくれ」と言って、「俺はダテに有馬四連勝していないし、ダービーだって三連覇だ」と言って、払戻金で買ったボールペンを触らせてやった・・・その生徒は、中高一貫校ということで、競馬の話ばかりしていた。『ダビスタ』について教えてやったり、最近の競馬の傾向について講義していた。そいつの理論を聞く限りでは、「まだまだ、四分の一人前だ。それだと、必ず敗北する。JRAは汚ねえから用心しろよ」とだけは教えといてやった。

・競馬の話を良くした生徒とその友達が、私によくなついてくれたので、特別に卒業祝いをしてやった。昼飯をご馳走し、その後、カラオケで歌いまくったことがあった。うっかりと、時計を観るのも忘れて、そいつらを夜の10時頃に返したことは、明らかに私のチョンボであった。後で聞いた所、競馬好きの生徒は、母親にきつく叱られ、泣く程怒られたらしいが、私の事は、一切言わなかったらしい。私は、申し訳ないと思ったが、気楽に、『あいつも男なんだな。これからも、きっと上手く行く』と嬉しかった面があったのは否めない。

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