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異国でのカレーの味

・アメリカ、ユタ州の州都、ソルトレイクシティで知り合った世界一周している青年と暫く行動を共にしたのだが、彼が、「カレー食いてえ」と言ったので、私が、「じゃあ、作ってみるか」と応え、近くの巨大スーパーに買い出しに行った。余りにも広かったので、捜すのに苦労したが、目ざとくビールを見付けた私はカゴに入れ、「これは俺の責任払いな」と言って他の物を捜した。肉、野菜、カレー粉と見付けたまでは良かったが、どうしても、米が余りすぎてしまうので、余ったらユースに寄付しようというノリで、全部買ってしまった。夕方、ユースの共同キッチンで、ルーを作り、米を鍋で炊くことになった。一人あたり二、三食は食うだろうと、五合くらい炊いてみることにした。問題は水加減だったが、相方が「任せてくれ」と言うので、一任した。指で測っていたが、米は見事に炊けていた。二人でにんまり笑い、大皿に盛って、ガツガツ食べた。五合の米なんぞあっという間になくなった。ユースのマナーとして、使った食器類はきれいに洗い、元通りにしておいた。二人して、「あのカレー旨かったなあ」などと話しながらビールを飲み、眠りに就いた。翌日、私も彼も、コロラドに向かい、州都のデンバー滞在中の何日目かに、握手をして別れた。

・ソルトレイクのユースの応接間で、二人してビールを飲んでいると、アメリカ人のおっちゃんから、「あの張り紙が見えないのか!!」と怒鳴られ、観てみると英語で『ドラッグ禁止、アルコール禁止』と書かれていたので、ビックリした。ドラッグとアルコールが同じ位置づけなのがよく解らなかった。その後、二人して外のベンチで飲んだのだが、彼が、「偉いカルチャーショック受けたわ」と言ったので、私も、「同感だ。まあ、禁酒法の歴史もあるしな・・・」と言い、続けて、「それならそれで、スーパーに置いとくんじゃねえよ、紛わしいじゃねえか」と言って、二人して、いろんな話を語り合った夜だった。

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