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夏の集い2012 (その4)

・話は多少前後するが、私が席替えした隣には、一年半ぶりの友人がおり、その間、娘さんが生まれたという友人の近況を聞くためであった。双子だったのだが、男の子は流産してしまい、奥さんのことを主に聞き、「大丈夫だ」と言うので、かなり安心した。彼の人間観、というか、生死の哲学観を聞き、私が少し仏教観を話した。すると、もう一方に座っていた友人が、「お前の親父さんて、確か、原発関連のエンジニアだったよな」と面倒なことを聞いて来た。相手にしないことも出来たが、それだとみんな逆に怪しむな、と感じた私は、父がメーカーで原発関連の仕事(配管)をやっていたことを認め、素直に質問に応えた。早めに切り上げたかったのだが、しつこく聞いてくるので、ハッキリと答えざるを得なかった。やましいことは何一つないのだが、あまりにしつこいので、父の仕事哲学やら何やらを話し、私の意見として、「鉄砲を撃った場合、その責任は、鉄砲を撃ちたくて鉄砲を撃った奴にあるのか、もしくはそのために鉄砲を作らされた鍛冶屋にあるのかは明白だろ」と言って切り上げた。この間、場がしばらく凍ったので、私から、席替え前に隣にいた博識の友人に、「見合いで結婚したのは君だけだから聞くけど、相手(今の奥さん)の何処に興味が行ったんだい?」と聞くと、彼は、「そうだな・・・こいつとだったらケンカしなくて済みそうだなってところだな」と応えてくれたので、私が、「そうだな。ケンカはしない方がおかしいけれど、次の日の朝に、おはよう、で何も無かったことにするのが大切なんだよな・・・お袋との二人暮らしでもそれを感じるよ」と話し、二度目のトイレに行った。

・私の親父は、八年間の闘病の末、齢六十四でがんで死んだ。職業病だと思っている。親父を誇りに感じなかったことは一度もない。

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