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信仰の自由

・アメリカのユタ州の州都、ソルトレイクシティにはモルモン教の総本山がある。その側のユースに泊まる事にしたのだが、同部屋に世界一周しているというバックパッカーの奴と出会った。最初は余りにも日焼けしていたので、「どちらから来られたのですか?」と聞いてみると、「ジャパン」と応えたので、日本語で話しかけた所、話が盛り上がり、馬が合った。その日、二人でモルモン教の総本山に行くというので、私も一緒に行ってみる事にした。着いてみると、日本人のガイドが、いろいろと教えてくれたのだが、水の上を歩いているキリストの絵を指さし、「キリストは水の上を歩けたんですか?物理的に不可能だと思うんですけど」と聞くと、「そういう言い伝えです」と応えた。続けてガイドの人が、「モルモン教というのは、誰にも解読不可能な聖典を解読した人がいて、ここを中心に広まりました」と言うので、すかさず、「誰にも解読不可能なものを、どうやって解読したのですか?」というツッコミを入れると、その人は何も言えなくなってしまった。さらに駄目押しで、「一夫多妻制を認めているという事は、浮気が許されるという事なのですか、だとしたら、邪淫をするという事になってしまうのではないでしょうか?」と言うと、ガイドの人も困り果てていた。それまで一緒に廻っていた奴も、「ええ加減にしときや」と囁いていたのだが、最後には彼も、私に負けじと、「キリストは神なんですか、人なんですか?」と聞いていた。最後にはモルモン教の聖典をくれると言ってくれたが、一行目の初っぱなで、ノストラダムスの方の予言者と書いてあったので、「これ、訳し直した方がいいですよ」と、とどめを刺して、ユースに戻った。聖典は二人とももらわなかった。重たいからである。

・多くの国では信仰の自由があるが、少なくとも、モルモン教は私には合わなかった。

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