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ロータリーエンジンの悲劇

・もう、二十年くらい前のことになるが、ルマン24時間耐久レースで、唯一のロータリーエンジンを積んだマツダのマシンが総合優勝したことがある。しかしながら、翌年からレシプロエンジンのみの大会となり、いわゆる、『ロータリーエンジン禁止令』をくらい、事実上、レースからほされた。そもそも、ロータリーエンジンとは、ドイツ人が考案したエンジンであるが、それを実用化したのは、マツダである。燃費の問題など、様々抱えていたのだが、レシプロエンジンが、縦運動を回転運動に代えるのに対し、ロータリーエンジンは、回転運動を回転運動に伝えるという、画期的なエンジンであった。私は中三の時に、ロータリーエンジンの幾何学的美しさに惚れた。一年分のテキストを一週間で読み、親父の本棚から、専門書まで紐解いていた。何より、機械屋にとっては、あのエンジン音がたまらない。マツダが、ロータリーエンジンの研究は進めるが、今後は市販車には搭載しないと宣言したのは、残念でならない。

・自宅周辺をしょっちゅう、廃品回収車が廻る様になった。最初、壊れかけていた、友人から譲り受けたソニーのコンポを無料で引き取ったが、他の品を出したら、尋常では無い金を取られた。友人にその話をすると、笑ってはいたが、一言、「それって詐欺じゃあねえのか?」と言われた。三年程経ってからだろうか、その廃品回収車のテープは改められて、「パソコン、コンポ、原付バイクなどは無料にて引き取ります」という表現に代わったが、相変わらず、「無料にて、無料にて、お取引致します」という所がデフォルメされているのは、代わっていなかった。そういう車が廻りだし、近所中からひんしゅくを買っていた。

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