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源氏と平氏

・一般に、『平家の落人』といえば、聞こえは悪いが、初めて武士で太政大臣まで登り詰めたたのは、平清盛である。平氏も源氏も天皇家の血筋である。源氏は清和源氏と言って、清和天皇の血を引いている。一方で平氏は『鳴くよ(794)鶯、平安京』で有名な、桓武天皇の血筋から来ている。何で、源氏だけが征夷大将軍となって幕府を開ける様になったのかは知らないが、ルーツは、もっと前の時代の坂上田村麻呂から来ている。そもそも、源氏と語り、征夷大将軍となった者のみが、幕府を開いて、政権を開く権利を持つ様になったのは、後世になって作られた、しきたりというのが妥当であるし、後付けと言わざるを得ない。そういうわけであるから、『歴史は勝者が作る』という事実を踏まえれば、平家を祖先に持っている家系というのは、卑屈になる必要も無く、それだけ、源氏の追い込みが激しかったことを物語っている。私が記憶している限りで、武士で太政大臣以上に登り詰めたのは、平清盛と、かの、太閤秀吉ぐらいなものである。源平の合戦で、戦の天才、源義経に完膚なきまでに叩きのめされたからこそ、平氏は清盛亡き後、『落人』などと呼ばれるまでになったのだ。平氏無き後、義経は頼朝に追い詰められ、討ち死にする。勝った源氏の頼朝も、二代で滅びている。結局、『吾妻鏡』からも明らかな様に、鎌倉時代というのは、東国の一毫族である北条氏のものとなってしまった。天下を取ったのは、源氏でも平氏でも無いというのは、皮肉なものである。

・小学校の時の友人が、『義経記』を読みながら歩いていたらしいが、危うく車にはねられそうになったそうだ。それを聞いて私は、「そういうことは、二宮金次郎の時代にやれよ」と言った。

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