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結婚式のスピーチ

・結婚式のスピーチと言えば、粗相が出来ない分、緊張するものである。何度か、友人のスピーチや二次会のパーティでの役割をこなしたが、いつまで経っても慣れないものである。主に、中・高の友人に頼まれる事が多かったが、一度だけ暴走したことがある。小学校の塾友達で、中・高・大と一緒だった友達には、「お前の結婚式なんだから俺にも何か言わせろ」と言ってしまった。友人代表の挨拶をする奴からは、「お前、凄い度胸だな」と言われたが、私も引き下がれなかった。披露宴では、私のスピーチの時間は無いと思っていた。しかし、私が、たんまり酔った頃、マイクが回り始めた。『これは、俺に来る』と思った私は、用意していた話を披露した。それは行きの電車の中で考えていたのだが、その友人と、中一の時、一緒に遊園地に行った時の話であった。マイクを持った私は、その友人との二十年にも渡る腐れ縁を話し、お互いに三十近くなった頃に、中一の夏休みの終わりのことを話していた。卑猥にならない様に注意しながら、「その遊園地には、プールがあったのですが、私は遊園地に行くということで、水着を持って行きませんでした。すると友人は用意のいいことに海水パンツを二つ持ってきて、プールに入ろうと言ってくれたのですが、私も幾分躊躇した挙げ句にプールに入ることにしました。それからというもの、同じ釜の飯と言うよりも、同じ海水パンツを履いた仲として、付き合わせて頂きました。重ね重ね、本日はおめでとうございます」と言った私の言葉がトリとなった。友人と奥さんに、私なりに、精一杯のはなむけの言葉を贈った。友人の親父さんが大声で笑ってくれたのを今でも覚えている。

・結婚式は、やっぱり、飯の旨さに限る。

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