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カルチャーショック

・二十三の歳、院の夏休みという事で、勝手にアメリカ放浪を選んだが、旅行代理店の人にも、「貴方の様なお客様は初めてです」と言われた。最初は、ガイドブックにあった通り、サンフランシスコに上陸した。着いた晩の夜に銃声が聞こえたので、『何なんだ、この国は』というのが、第一印象であり、」いきなりカルチャーショックを受けた。その後、一ヶ月掛けて、バスで自由の女神まで辿り着いたのだが、私は、帰りにも、サンフランシスコ経由で帰る事になってた。滞在期間は、二、三日だったが、ようく街を観察することにした。土産物を買って、のんびりしていたが、とあるCD屋に立ち寄ってみると、『ゲイ』専用のコーナーがあったので驚いた。私の目的は、観察だったので、買いこそしないものの、慣れたカルチャーショックを受け、エイズについて考えさせられた。すると、『ゲイ』のコーナーにいる私の元に、一人の男が寄ってきて、私に目星を付けたのか、こう言い寄って来た。「君は、ゲイの世界に興味を持っているのか?」と。私は大慌てで、、「いや、私は女の子の方が好きです。アメリカに於けるゲイの文化について考えていた所です。ゲイの世界には全く興味がありません」と言ったら相手は、少し残念そうな顔をして、『コイツ、何にも解ってねーな』という眼をして去って行った。この時、私は本当のカルチャーショックを受けた。良いか悪いかは解らないが、それ以来、あらゆる偏見を棄てようと思った。

・あれから十五年以上が経ち、何が、今、どうなっているのかは知らない・・・アメリカも複雑な国だなあと近頃感じる。

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